4月の業者間中古バイクオークションでの取り引き平均単価は20万円超えで高値が続いた。年頭から4ヵ月連続の20万円超えとなる。流通台数は出品、成約ともに前年月を超え成約率でも前年月を上回った。前月の3月としては流通台数が14年ぶりに出品4万台を割り比較的に少なかったことで、需要期でもある4月に取り引きが流れたといえそうだ。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の4月の合計開催回数は42開催。流通台数は出品台数が前年同月に比べ4.0%増加の4万0070台、成約台数は同9.9%増加し3万3973台、成約率は同4.6ポイント上昇し84.8%であった。
出品は4月としては4万台を超えたのは2019年以来で5年ぶりとなり、4月としては多い台数であった。
前月3月の流通台数との比較や、相場である平均単価、中古バイクのオークション市場についての本サイトの見方、各オークション会場平均単価などは、以下の通りとなる。