昨年11月の「中古二輪車の輸出台数」(=中古もの/財務省)は、全体で前年同月比べ微増であった。一方で輸出金額では11月も前年同月比を大きく超えた。1月からの累計でも前年同期比で台数以上に金額では大幅超えが続く。円安により海外からの需要が高く金額も上昇傾向は収まりそうにない。国内の業者間オークションでの平均単価も高い状態で推移し、オークションで仕入れる国内の販売店へも影響している。
11月の中古二輪車の輸出台数は、昨年同月の2万0701台に比べ0.4%増加の2万0786台であった。台数では10月の2万2820台よりも約2100台増えた。金額にして前年同月の23億2057万2000円に比べ23.5%増加の28億6518万1000円に上昇。台あたりの平均単価にすると前年同月の11万2800円よりも、今年11月は13万7800円に上昇する。
排気量別の台数と輸出金額、平均単価、および単価の上昇での国内中古バイク市場の影響などについては以下の通り。