日本ミシュランタイヤは来年2月1日、ミシュランとBFグッドリッチ、カムソ各ブランドの国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。値上げ率は6~10%としている。
値上の対象商品は国内乗用車とライトトラック、二輪車用市販タイヤ(夏・冬)、国内トラック、バス用市販タイヤ(夏)、国内鉱山・建設車両、産業車両、農業機械用市販タイヤ(夏・冬)でチューブ・フラップを含む。
理由に生産性の向上と販売や物流においてコスト削減に努めてきたが、製造にかかるエネルギー価格、人件費、原材料価格の上昇が依然として製造費に大きな影響を与え、自社の企業努力のみでコストの上昇を吸収することは困難な状況と判断した。
タイヤ各社の値上げが止まらない。来年のオートバイ需要が高まる3月には小売り価格にも影響する見通しだ。