中古バイクの相場が過去最高を更新した。10月の業者間の中古バイクオークションで取引された平均単価が、前月の今年最高値を超え、過去最高を更新した。オークションでの出品、成約の台数は若干増加したものの、9月に比べてともに減少した。単価の上昇は、市場での車両販売が鈍化傾向にあり、中古バイクも活発な状況は見られず、一部で旧車・絶版車の高止まりや輸出の増加などが挙げられる。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもので、JABA加盟全13会場の10月の合計開催回数は9月よりも1開催少ない43開催。流通台数は出品台数が前年同月に比べ2.7%増加の3万3949台、成約台数は同1.4%増加で2万7506台、成約率は1.0ポイント減少の81.0%であった。
前月9月の流通台数との比較や、相場である平均単価、中古バイクのオークション市場についての本サイトの見方、各オークション会場平均単価などは、以下の通りとなる。