8月に日本から海外市場に輸出された「中古二輪車の輸出台数」(=中古もの/財務省)は、全体で2カ月連続の前年同月比割れとなり前月に続き鈍化が続いた。ただし、金額では前年同月比および同期比でも高い伸びが見られた。世界的に需要が高いうえ、国産車の品質が高く値も高騰、さらに円安の影響が挙げられる。
8月の中古二輪車の輸出台数は、昨年同月の2万1327台に比べて今年は11.2%減少の1万8934台であった。金額では前年同月の18億9407万8000円に比べ、13.7%増加し21億15359万4000円で大幅に上昇した。昨年は大幅に台数が増えたため今年8月は前年月比で減少したが、一昨年の2021年との比較では若干増加となりと都市8月が少ないとはいえない。平均単価では前年同月が8万8800円であったが、今年8月は前年月比2万4900円上昇の11万3700円。前月7月よりも約6000円安になる。
排気量クラスではクラスにより増減のばらつきがある。クラス別は以下の通り。