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【特集】2023年の年間「出荷台数」がみえてきた  台数増加は「良好」なのか?

【特集】2023年の年間「出荷台数」がみえてきた  台数増加は「良好」なのか?

2023.10.12

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【特集】2023年の年間「出荷台数」がみえてきた  台数増加は「良好」なのか?

今年1~9月までの全排気量クラス合計の国内新車「出荷台数」(自工会)累計は、前年同期に比べ4.4%増加の28万2788台となる。今年も第3四半期が過ぎて残すところ3ヵ月となった。そろそろ今年全体の出荷台数の予想値がみえてきた。昨年の出荷台数は37万台を割り36万2082台であったが、本サイトでは今年の年間出荷台数を予想した。

 

 

2023年の今年2月までの累計台数は前年同期比で1.6%割れであったが、翌3月には各メーカーはコロナの影響による生産遅延が続く中でも、需要期とあって同0.6%の増加に転じ9万9286台に拡大した。4月は再び前年同期比を割ったものの、5月には同0.3%微増の15万5896台に拡大。以降7月には同5.4%超えの22万0092台まで伸ばし、増減があるものの8月、9月も4%を超えて増加を継続。春以降はコロナも収縮し社会、経済が動きだしたことで、各社も生産遅延する中で積極的な生産、出荷が行われた。

 

 

排気量別では、50㏄以下の「原付一種」は昨年9月から12カ月連続して前年同月割れが続き、9月時点の累計台数は7万1217台にとどまっている。昨年の同クラスの年間出荷台数は、前年比2.8%増加の13万1340台でであったが、今年の残すところ3ヵ月の各月の出荷台数は8000台前後とみられ、12月末時点では9万5000台前後とみられる。主に排気ガス規制などにより2025年までの生産期限が迫る中で、各メーカーは生産台数をおさえる傾向が進むことが挙げられる。こうした背景より今年の原付一種の年間出荷台数は、10万台を割るとみられる。

 

 

 

51~125㏄の「原付二種」以上のクラスの予想台数の推測、本サイトの見解などについては、以下の通り。

 

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