デイトナ、渥美半島観光ビューローと協定　　「バイクライダーに優しい街」へ協力

デイトナは一般社団法人渥美半島観光ビューロー（愛知県田原市田原町、石黒功・会長）と8月19日(バイクの日)に、観光パートナー協定を締結したと発表した。デイトナの観光パートナー協定は、2019年8月に愛知県の設楽町観光協会との締結に続き2例目となる。

 

 

締結に当たっては、渥美半島観光ビューローは2021年、バイク初心者の発想から田原市を「バイクライダーに優しい街」を目指し、同取り組みの推進を模索するなか、デイトナに相談。デイトナは既に観光パートナー協定締結する設楽町で行った事業事例をもとに協議を進めてきたもの。デイトナではバイクライダーへ楽しんでもらえる事業が田原市でも可能であると判断したとしている。

 

 

渥美半島観光ビューロー側も「バイクライダーに優しい街」を加速させ、バイクライダー誘致を図るうえで、デイトナとの観光パートナー協定は有意義との判断により協定締結したとしている。

 

 

協定にともなう事業では、田原市が10月、11月における観光閑散時期に、バイクライダーの誘致を図るほか、それまで行っていたバイクライダーに渥美半島観光ビューロー会員店舗への誘致を図り、田原市を周遊できる企画、多くのライダーに体験してもらい新鮮な情報を発信していく内容で検討している。

 

 

他方、渥美半島観光ビューローでは「バイクライダーに優しい街」として、住民への理解を深めてもらうことも目的としており、デイトナグループの株式会社ダートフリーク(愛知県瀬戸市)の協力を得てキッズ電動バイク体験など企画も予定している。