ホンダ　営業利益が四半期で過去最高　　2023年度の第1四半期業績で

本田技研工業（ホンダ）は2023年度の第1四半期の業績が、営業利益で四半期としては過去最高の3944億円であった。二輪車が大幅に前年同期を超えたほか、四輪車も米国を中心に大幅に回復した。

 

 

第1四半期の売上高は前年同期比20.8％増加の4兆6249億9600万円、営業利益が同77.5％増加し3944億4700万円、純利益は同43.3％増加の3630億6900万円であった。

 

 

二輪車の販売は、インドやベトナムなどで前年同期を下回ったが、インドネシアでは半導体の供給を受け、昨年に対し生産が安定したことで前年同期を大幅に上回り、全体で大きく前年同期を超えた。二輪事業の業績は売上高が前年同期比9.9％増加の7569億5500万円、営業利益は1435億2000万円で営業利益率は前年同期の14.5％から19.0％に拡大した。

 

 

このうち日本での二輪車の売上高は、前年同期比15.7％増加して289億2300万円であった。販売台数は2％増加の5万8000台であった。

 

 

四輪車では日本市場で前年同等の11万5000台で、米国では生産の回復で前年同期比44.7％増加し34万7000台を販売した。