千葉県のドゥカティジャパン正規ディーラーである有限会社ライダースクラブ(千葉市若葉区/吉田祐介・社長)は「ドゥカティつくば」を開設、7月15日に営業をはじめた。開店の前日14日にはオープニングセレモニーを開き関係者らと船出を祝った。
新店舗は茨城県内を通る県道45号バイパス沿い圏央道が交差する地点で、つくばエクスプレスの万博記念公園駅より約1㎞に位置する。敷地面積は約1547㎡(468坪)、建物は約330㎡(100坪)となる。近隣は新興住宅地や商業地域として将来的に発展が見込める地域。市内にはつくば学園都市など国の研究機関も多く点在する。
敷地面積の広さを活かし充分な広さの駐車スペースを確保した。CIを導入した店内は開放感のあるショールームでドゥカティの最新モデル、アパレル、アクセサリーコレクションを展示。また、商談ルームには車両をルーム内において説明できるスペースを確保。リラクゼーションスペースからはワークショップでの作業の様子を見ることができる。ワークショップには3基の埋設リフトを装備し明るく現代的なメンテナンススペースを設けた。
【7月14日のオープンセレモニー】
7月15日の開店にあたり前日14日、ライダースクラブは新店舗でドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長をはじめ関係者らを招きセレモニーを行った。
吉田社長は開店にあたり「まだ(近隣に)何もない開発地の第一号として出店することになりました。北には研究学園都市で、つくばエクスプレス終点駅のつくば駅、研究学園駅、そして店舗最寄りの万博記念公園駅がある。これから近隣にはいろんな店舗ができる予定で賑やかになると思います」と発展地域であることを強調。
つくば開設にあたっては、3つの要素が大事であったことを挙げ「一つは、イタリアの素晴らしいブランドであるドゥカティとそのパッションが開設に寄与。二つ目は、千葉県の経営者団体で経営理念をつくることができ、会社経営が大きく変わり売り上げも高まり多くの人も集まるようになり、社員も育ってきた。3つ目の最も大きな力となったのは、社員の力であった。これまでも苦難があったが、社員一人ひとりの顔を思い浮かべてここまでやることができた」とした上で「心強い社員と筑波にドゥカティブランドを根ざして、自社の理念、メーカードリーム、サポートドリームなどの実現に向け邁進したい」などと姿勢を述べた。
リンドストレーム社長は祝辞の中で、2017年にドゥカティジャパン社長に就任後、ライダースクラブの店舗を訪れた時「えっ。当時は(外観が)カワサキの店舗でした」とエピソードを語った。だた、吉田会長と社長、スタッフと会話した時に「たくさんの意見やアイディアを共有することができた」と当時の印象を述べた。「2019年はドゥカティ千葉セントラルをオープンしてもらい、大勢の新規のお客様に来てもらった。茨城でも吉田社長のパッションで同じようにお客様のために取り組んでほしい」などとエールのことばを述べた。
ドゥカティファイナンシャルサービスの横瀬正幸・社長は「筑波にはドゥカティの潜在的ユーザーがいっぱいいて、多くの方がこの店に来た頂けることを願う」などと述べた。また、ドゥカティネットワークを代表しドゥカティ札幌の砂田剣一・社長が「吉田さんには毎回びっくりさせられ、いつもアクティブに取り組まれている。発想う豊かでブレがないことは勉強になる。いつも将来を語り本当に実現している。私も負けていられない。今後も吉田さんと一緒にドゥカティを盛り上げていきたい」などと祝いのことばを述べた。
◆ドゥカティつくば(Ducati Tsukuba)
・住所:〒300-2655 茨城県つくば市島名2933-7
・営業時間:9~18時
・定休日:毎週火曜および第1・3・5水曜