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4月の輸入小型二輪の販売、前年同月比8.1%増   輸入車組合  4月では過去10年で最高に

4月の輸入小型二輪の販売、前年同月比8.1%増   輸入車組合  4月では過去10年で最高に

2023.05.10

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4月の輸入小型二輪の販売、前年同月比8.1%増   輸入車組合  4月では過去10年で最高に

輸入小型二輪車の販売台数が4月としては過去10年で最高となった。前月の3月に比べても大きく増加した。JAIA(日本自動車輸入組合)による4月の排気量251㏄以上の国内「輸入小型二輪車」の新規登録(販売)台数では、前年同月に比べ8.1%の増加で2788台であった。

 

 

4月単月の販売台数で比較した場合、今年の4月は2014年以来で過去最高となる。それまでは昨年2022年4月の2566台が2014年以降で最高であった。ただし、今年1月よりロイヤルエンフィールドの1ブランド増えたこともあるが、同ブランドの販売台数を差し引いても昨年4月と同等レベルながら、それでも若干超え増えた。

 

 

1~4月の累計台数では前年同期に比べ3.1%の増加で8363台となる。高い伸びを示した昨年2022年よりも拡大した。今年2月以降3期連続で前年同期を超えた。

 

 

主要5銘柄の4月の販売台数では、ハーレーダビッドソンが前年同月に比べ100.3%で1011台。BMWが同109.1で526台。ドゥカティは同96.6%の199台。トライアンフMが同137.1%の440台。軽二輪車の販売割合が比較的に高いKTMは111.1%の160台であった。

 

 

主要各銘柄の4月までの累計販売台数は、ハーレーダビッドソンが前年同期比87.8%で3202台。BMWは同110.7%で1721台。ドゥカティは同88.7%の509台、トライアンフMは同116.6%で1238台。KTMが118.9%の465台となる。

 

 

そのほかの銘柄の累計販売台数は、KTMグループのハスクバーナMが前年同期比110.9%の244台、モトグッツイは同65.8%の100台、インディアンMCが大きく伸ばし同140.2%で136台、アプリリアは同78.2%の61台、MVアグスタは同55.9%で33台、ピアッジオは同78.9%で45台であった。今年から統計に加算されているロイヤルエンフィールドは500台となる。

 

 

ただし、銘柄によっては軽二輪車が主力となるブランドもあり、製品の価格帯によっても異なるため、台数では一概に銘柄ごとの比較は困難だ。

 

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