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3月タイヤ販売「市販用」大幅増へ  自タイヤ協会  値上がり前の駆込みで

3月タイヤ販売「市販用」大幅増へ  自タイヤ協会  値上がり前の駆込みで

2023.04.17

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3月タイヤ販売「市販用」大幅増へ  自タイヤ協会  値上がり前の駆込みで

二輪車の市販用タイヤの販売が大幅増えている。日本自動車タイヤ協会の調べによるタイヤ売本数で分かったもの。一方で、新車用タイヤは若干減少したものの、前年並みとなる。

 

 

自動車タイヤ協会に加盟するメーカーの輸入メーカー品を含めた3月の国内二輪車「新車用タイヤ販売本数」は、前年同月に比べて3.5%減少の8万3000本であった。新車用は昨年の7月以降、7ヵ月連続で前年月を超えてきたが3月で若干減少したもの。ただ、前月の2月の8万6000本との比較でも3.5%減少で、今年の推移からしても極端な減少には至っていない。

 

一方、「市販用タイヤ販売本数」の3月は前年同月に比べ24.8%増加して16万1000本であった。昨年の3月でも前年月を超え、今年3月はさらに上回りアフター市場の活発さが背景にあるとみられる。特に市販用タイヤは昨年8月以来の前年月を超えとなる。前月の2月は8万3000本で、3月は約倍の販売となる。

 

 

市販車用タイヤは高い需要に加え、各メーカーによる値上げ前の駆け込み需要があったものとみられる。

 

他方、財務省がまとめる海外からの二輪車用「輸入タイヤ本数」の2月は、前年同月比で16.3%減少に転じ19万4434本であった。前月の1月では昨年の7月以来の前年月比で2桁の伸びを示したが、3月は急落した。

 

 

輸入先国や地域では、1月に続きタイが最多だが本数が1月の10万7831本に比べ2月は8万1584本であった。次いでインドネシアの3万7860本、中国が1月同等の3万2300本、ベトナムが増えて1万7533本と続く。

 

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