トライアンフモーターサイクルズジャパンは11月9日、限定生産車3モデル4機種を発表した。カフェレーサースタイルのThruxtonを基本に特別な装備を施した「Thruxton RS Ton Up Edition」と、モダンクラシックな「Street Twin EC1 Special Edition」、世界最高峰221Nmの最大トルクを誇る「Rocket 221 Edition」の2機種となる。
■Thruxton RS Ton Up Edition
同機種は専用のペイントスキームとプレミアムカスタムスタイルのディテールで象徴的なカフェレーサーであることを強調した。ハンドペイントのシルバーコーチライニングで縁取られ、 ジェットブラックのニーパッドグラフィックを備えた特別なエーゲンブルーのフューエルタンクが組み込まれた。これはフュージョンホワイトのシートカウルおよびフロントマッドガードと対をなし、 どちらも特別なカーニバルレッドの“100”グラフィックを特徴とする。シートカウルにはハンドペイントのコーチライニングをブラックであしらった。サイドパネルは、ヘッドライトボウルやリアマッドガードと同様にジェットブラックで塗装などを施した。
■Street Twin EC1 Special Edition
同機種はモダンクラシックで都会派、純粋な英国バイク文化へ影響をもたらすモデル。燃料タンクデザインは、絶妙な手塗りのシルバーのコーチライニング、専用の新しいグラフィックとユニークなトライアンフエンブレムを備えた。カスタムスキームはサイドパネルにも続いており、マットシルバーアイスで仕上げられたサイドパネルは、特徴的なグラフィックを採用しフロントとリアのマッドガードは両方ともマットアルミニウムシルバーのカラーを採用した。また、マットシルバーアイスのフライスクリーンも用意。
軽量のブラック10本スポークホイール、ブラックヘッドランプボウル、ブラック仕上げのミラー、オリジナルのブラックエンジンカバーの圧倒的な印象と、同機種の魅力的なシルバーが相乗効果をもたらすという。フロントとリアのミニマルなインジケーター、快適なベンチシート、コンパクトでエレガントなLEDリアライトを備えた。
■Rocket 3 R 221 Special Edition/Rocket 3 GT 221 Special Edition
同モデルも特別な新しいペイントと特徴である筋肉質なスタイル、驚異的なハンドリング、快適なツーリング性能のすべてを組み合わせたという。Rocket 221 Editionでは印象的なレッドホッパーの燃料タンクと、フロントマッドガードがサファイアブラックのマッドガードブラケット、ヘッドライトボウル、 フライスクリーン、サイドパネル、リアボディワーク、ラジエーターカウルと美しく独特の新しいペイントスキームを採用。
また、221Nmの最大トルク、2458ccエンジン、167PSの最高出力、85.9mmストローク、110.2mmのボア径など、Rocketの並外れた数値をタンク上部のグラフィックで表現したという。また、マッチョな存在感、 独特のツインヘッドライト、一際目を引く3連のスカルプテッドエキゾーストヘッダーパイプがインパクトを与えている。
Rモデルはロードスタースタイルのハンドルバーで、GTモデルにはツーリングハンドルバーを採用した。 特別ホイールは複雑な20本スポークデザインを特徴とした軽量の鋳造アルミニウムとした。シートは最高のサポートを提供するように形成し、調整可能なフットコントロールはRモデルで2つ、 GTモデルで3つの位置の設定を可能にした。シート高はRモデルで773mm、 GTモデルで750mm。シートはツインシートからシングルに変更可能。
車両本体価格はStreet Twin EC1は119万5000円、Thruxton RS Ton upが202万7000円、Rocket 3 GT 221が291万円、Rocket 3 R 221は284万円としている。