ポラリスジャパンは11月5日、Indian Motorcycleの2022年モデルを発表した。クルーザー、バガー、ツーリングの各モデルに最新の技術と新しいアクセサリーのほか、新しいカラーを採用した。Bluetoothデバイスの互換性を拡大しディスプレイ起動時のロード時間を短縮した。新型バガーとツーリングモデル、スカウトは、来年春に出荷を開始する予定。
2022年モデルのチャレンジャーには、ライダーからのフィードバックをもとにトラクションコントロールのチューニングを行い、トラクションコントロールを作動させたときのスムーズな操作感を実現させた。
■スプリングフィールドダークホース/ チャレンジャーリミティッド
2022年モデルのスプリングフィールド、チーフテン、ロードマスターなどの空冷バガーやツーリングモデルには、独自のサンダーストロークエンジンを搭載し、チャレンジャーモデルにはクラス最大の122HPを発揮する水冷パワープラスエンジンが搭載されている。大排気量のエンジンを搭載したバガーモデルやツーリングモデルは、道路を完全にコントロールするために設計したという。サドルバッグやロードマスターツアートランクは、ライディングギアや荷物を収納するのに十分なスペースを提供。防風性や人間工学に基づいた快適性、フロアボード、アメニティ、快適なツーアップシートなどを備え究極の長距離モデルとしている。
バガーとツーリングモデルは、それぞれ機種で新鮮な新色ペイントを採用。スプリングフィールドダークホースにはクオーツグレイ。チャレンジャーリミティッドにはスピリットブルーオンブラックメタルなどを採用し個性を際立たせた。
同モデルではアクセサリーも充実。長時間ライド時の収納力を高めるラックバッグ、デイバッグ、ツーリングバッグを含むスピリットレイク・ラゲッジコレクションを発表。それぞれにショルダーストラップを付け持ち運びに便利という。さらにバガーやツーリングライダーでは、新開発のリヤLEDサドルバッグライトで、個性的なスタイルが演出でき、他のドライバーからの視認性を高められる。標準の照明とシームレスに統合するように設計し、パスファインダー付属LEDサドルバッグライトは、穴を開ける必要はなく、便利なピールアンドスティック接着剤を使用し簡単かつ迅速に取り付け可能という。
チャレンジャーのライダーには、ハードロワーフェアリングの追加で防風性を高められる。同フェアリングはチャレンジャーモデル専用に設計し2020年から22年までの全機種対応。さらにフェアリング内にパワーバンドオーディオや収納スペースの追加も可能とした。
■スカウトボバー /スカウトボバートゥエンティ
スカウトのラインナップでは、クラシックデザインとコンテンポラリーデザインの両方を備え、スカウト、スカウトボバー、スカウトボバートゥエンティは、69立方インチ(1133cc)エンジンを搭載し、100hp を発揮し力強い走りに、比較的に低いシート高と軽快なハンドリングが特徴だ。新型ではペイントカラーを一新させ、スカウトボバーのチタニウムメタリックや、スカウトボバートゥエンティのスピリットブルーメタリックなどのカラーにより、スカウトボバーモデルの低重心な外観にモダンなデザイン性が特徴。
すでに充実するスカウト専用アクセサリーでは、快適性やタイル、パフォーマンスをさらに向上させる新しい製品をよういした。パフォーマンスの向上で、アジャスタブル・ピギーバック・リアサスペンションとアナログ・タコメーターも発売。スカウトボバーのライダーには新型スモークウィンカーを用意し個性的なスタイルを演出できる様にした。