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バイク購入「20~49万円」最多に  メーカー系店「100万円以上」など  バイク販売店の利用実態調査 オリコン調べ

バイク購入「20~49万円」最多に  メーカー系店「100万円以上」など  バイク販売店の利用実態調査 オリコン調べ

2022.08.23

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バイク購入「20~49万円」最多に  メーカー系店「100万円以上」など  バイク販売店の利用実態調査 オリコン調べ

顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(オリコン エムイー、東京都港区)は、8月19日の「バイクの日」にちなみ、7月1日に発表した「バイク販売店ランキング」満足度調査とともに聴取した利用実態調査の結果を公表した。それによるとバイクを購入した年齢層は40代~50代が多く、メーカー系バイク販売店での購入が高い傾向や、年齢層では50代以上は男性が多く、10~40代では女性の割合が多いなどとしている。

 

◆利用者の「年齢層」

いずれも最多は50代で、次いで40代が多い結果であった。その一方で、3番目に多い年齢層は「バイク

専門販売店」は30代なのに対し、「メーカー系バイク販売店」では60代であった。また、10~20代と30代は「バイク専門販売店」が比較的多く、40代以上は「メーカー系バイク販売店」が比較的多いとしている。

 

◆利用者の「男女別」

購入者の男女別では、「バイク専門販売店」「メーカー系バイク販売店」いずれも男性が83%、女性が17%で、男性が大多数を占めた。年齢層をかけあわせてでは男性は50代、女性は40代が多い。また、50代以上では男性が比較的多い割合を示したのに対し、10~40代では女性の割合が比較的多かった。この結果から、男性は比較的高い年齢層が、女性は比較的若い年齢層が、バイクを購入したことがうかがえるとしている。ただし、男女でサンプル数に差があるためデータは参考値としている。

 

◆バイクの「購入金額」

バイクの価格をきいたところ「バイク専門販売店」「メーカー系バイク販売店」ともに「20~49万円」が最多であった。一方で、「100万円以上」と回答した者の割合は、「バイク専門販売店」では12%にとどまったのに対し、「メーカー系バイク販売店」では28%と大きく差がつく結果となった。

 

結果の違いについては、新車購入の割合を挙げている。購入したバイクが新車か中古車かを問う設問では、「バイク専門販売店販売店」ではほぼ半数ずつの回答に分かれたのに対し、「メーカー系バイク販売店」では「新車」と回答した割合が88%と多数を占めた。

 

以上のことから、特定のメーカーのバイクを購入する者は新車購入の割合が多く、購入価格も上振れる傾向がうかがえるとしている。

 

◆初めてバイクを買った者の割合と排気量

過去3年以内にバイクを購入した者のうち、初めてバイクを買った人の割合では「バイク専門販売店」が37%、「メーカー系バイク販売店」では28%であった。また、購入したバイクの排気量を購入経験別にみると、今回が初めてと答えた人は「51cc~125cc」(原付二種)、「126cc~250cc」(軽二輪車)が多かった。

 

一方、購入経験ありと答えた者は「401cc以上」も多く、特にメーカー系バイク販売店では32%と最多となり、大型バイクを志向する層が目立つ結果となった。

 

 

調査はバイク販売店満足度調査として、今年3月10日~3月18日までの期間、全国で性別に関係なく16~69歳で過去3年以内にバイクを購入し価格を把握している者を対象にした。販売店は「バイク専門販売店」としてメーカーや車種を限定せずに実店舗で販売している特定地域のみではなく、チェーン展開店舗で、サンプル数は1315人、調査企業5社。「メーカー系バイク販売店」は国内メーカーのバイクや車種を限定し、実店舗で販売をしている チェーン展開をしている店舗とし、サンプル数は1129人、調査企業数4社とした。

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