日本ミシュランタイヤは10月1日、二輪車用を含めた国内市販用タイヤ、チューブ、フラップの出荷価格を最大で8%引き上げる。原材料や原油価格の高騰などを理由を挙げている。同社は今年4月にも価格を改定している。
同社は10月1日からそれまでの出荷価格よりも、3~8%引き上げる。生産の向上と販売、物流コスト削減に取り組んできたが、昨今のタイヤ原材料の価格、原油価格などの高騰により製造、輸送などのコストの上昇を理由に挙げている。自社の努力だけではコスト上昇を吸収することが困難になったと説明する。
同社では今年4月に、二輪車用タイヤの出荷価格を、それまでよりも7%引き上げている。