広告掲載について
トップメーカー

スズキ 新型「GSX-10R」「SV-7S」世界初公開  EICMA2026で  27年に各国で順次発売

スズキ 新型「GSX-10R」「SV-7S」世界初公開  EICMA2026で  27年に各国で順次発売

2026.11.07

twitter facebook line
スズキ 新型「GSX-10R」「SV-7S」世界初公開  EICMA2026で  27年に各国で順次発売

スズキはイタリアで開催される二輪車ショー「EICMA2026」で、新型スポーツバイク「GSX-10R」、新型ストリートモデル「SV-7S」を世界初公開したとしている。両モデルとも日常の移動からツーリング、スポーツ走行まで幅広い用途を想定し、走行性能に加えて扱いやすさや快適性を高めた。発売はGSX-10Rが2027年夏頃、SV-7Sが同年春頃から各国で順次開始する予定。

 

発表した2モデルは、異なるユーザー層や走行ニーズに対応するラインアップとして位置付けられる。GSX-10Rは、レースで培った技術を生かしたスポーツ性能と先進の電子制御を特徴とする一方、SV-7Sは、従来のSV650シリーズが持つVツインエンジンの魅力を継承しながら、現代のライダーに向けて装備や快適性を進化させたモデルとなる。

 

GSX-10Rは「FUN. UNLIMITED.」をコンセプトに開発したフルカウルスポーツバイク。レースで実績を残してきたGSX-RシリーズのDNAを受け継ぐ「K5エンジン」を採用し、幅広い走行シーンに対応できるよう最適化した。低中回転域での扱いやすさと、高回転域での伸びやかな加速感を両立させたことが特徴だ。

 

車体はコンパクトかつ軽量に仕上げ、走行シーンに応じて調整できるサスペンションやセパレートハンドルを採用。さらに、レーシングマシンから着想を得たフロントウィングレットや、空力性能を追求したカウリングを装備し、スポーティーな走行性能を高めた。

 

電子制御システムには「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用。スズキ二輪車として初めて、旋回中の後輪の横滑りを検知して制御する「スライドコントロールシステム」を搭載。平坦路や下り坂でも停車状態を保持する「ブレーキホールドコントロールシステム」も初採用。クルーズコントロールなどを含め、同社二輪車で最多となる計15種類の電子制御機能を備えた。

 

このほかにウインカー作動時に歩行者や他車両からの被視認性を高める「SGBS(スズキグラウンドビーコンシステム)」も同社二輪車で初めて採用。容量18ℓの燃料タンクやカラーTFT液晶メーターなども装備し、ツーリングでの利便性にも配慮した。欧州仕様の主な諸元は、排気量999ccの水冷4サイクル直列4気筒DOHCエンジン、装備重量214kg、シート高810mm、燃料タンク容量18ℓ。車体色は3色を設定する。

GSX-10R

 

SV-7S

 

一方、SV-7Sは、長年にわたり世界市場で支持されてきたSV650シリーズの走る楽しさを継承するネイキッドタイプのストリートモデル。「Easy to Ride, Hard to Forget」をコンセプトに、従来モデルの特徴を生かしながら、電子制御などの現代的な装備を充実させた。

 

エンジンにはSV650シリーズのVツインエンジンをベースに、電子制御スロットルを組み合わせた。低回転域での鼓動感や中回転域での力強い立ち上がり、高回転域までのスムーズな加速を実現したという。

 

乗車姿勢については、幅広のアルミ製テーパーハンドルバーと、人間工学に基づいて疲労軽減に配慮したシートを採用。上体を起こしたゆとりのあるポジションとし、街乗りからツーリングまで幅広い用途での快適性を追求した。

 

電子制御システム「S.I.R.S.」では、出力特性を3モードから選択できる「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」や、後輪の空転を抑制するトラクションコントロールシステムを搭載。クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ・ダウンできる双方向クイックシフトシステムも採用した。

 

デザインは「Clean, Simple and Sporty」をテーマに、クラシカルな丸型LEDヘッドランプと、スリムで引き締まった車体プロポーションを組み合わせた。4.2インチカラーTFTディスプレイも装備する。欧州仕様の主な諸元は、排気量645ccの水冷4サイクルV型2気筒DOHCエンジン、装備重量200kg、シート高785mm、燃料タンク容量14L。車体色は3色を設定した。

 

両モデルに共通するのは、従来からのエンジンや車両の個性を生かしつつ、電子制御技術を積極的に取り入れ、幅広いライダーにとっての扱いやすさと快適性を高めている点だ。特にGSX-10Rではスポーツ走行を支援する制御機能を充実させ、SV-7Sでは日常的な使いやすさと走行時の安心感を高める装備を盛り込んだ。

 

鈴木俊宏社長は、両モデルについて、日常の移動から週末のツーリング、本格的なスポーツライディングまで、より多くのユーザーに親しんでもらえる扱いやすさや快適性を備え、洗練されたスタイリングと先進の電子制御システムを盛り込んだと説明。今後も「By Your Side」のもと、世界のユーザーに魅力的な二輪車を届けていく考えを示している。

twitter facebook line