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内外出版社が破産申請  「ヤングマシン」取材資料などバイク歴史的文化資産おも消滅へ

内外出版社が破産申請  「ヤングマシン」取材資料などバイク歴史的文化資産おも消滅へ

2026.11.06

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内外出版社が破産申請  「ヤングマシン」取材資料などバイク歴史的文化資産おも消滅へ

「ヤングマシン」などの雑誌を出版してきた株式会社内外出版社(台東区)が11月5日、事業を停止し弁護士を通じて東京地裁へ破産申請を進めていると東京商工リサーチが伝えている。負債は現在調査中としており、破産申請までに2~3カ月を要するもようとしている。

 

内外出版社はバイク雑誌「ヤングマシン」をはじめ、老舗四輪雑誌「月刊自家用車」、釣り関連の「ルアーマガジン」などの雑誌および書籍の出版、WEBメディア、動画配信、イベント開催などを展開してきた。1995年4月期には売上高約58億3300万円をあげていたとする。

 

しかし、以降は出版物の需要減などにより減収が続き、赤字計上から債務超過となり、資金繰りが限界に達したものとしている。

 

内外出版は、これまでに「月刊自家用車」「ヤングマシン」、フィッシング誌の「ルアーマガジン」などの定期雑誌を刊行。ヤングマシンは紙雑誌として2025年6月号を最後に53年間の発行を止め、バイク情報サイト「ヤングマシンプライム」の月額制サービスや「WEBヤングマシン」のWEBメディアサイト、YouTubeチャンネルなどを複数運営していた。

 

近年のバイク雑誌などの出版社の倒産は、近年では2021年2月に「ライダースクラブ」などを出版していたエイ出版社、2023年には「タンデムスタイル」「カスタムピープル」「Lady’s Bike」などを出版していたクレタパブリッシングと関係会社のクレタが倒産している。

 

バイク関連雑誌の経営環境は厳しさが増している。日本の人口減少、インターネットの普及によりネット上でSNSなど様々な情報が自由に得られるようになり、ユーザーの多種多彩な嗜好の分散などで、雑誌販売部数の落ち込みに伴う広告収入減少を余儀なくされている。さらに紙やインクなどの印刷や輸送コストが高騰しており、厳しい運営環境に立たされている。

 

50年以上に及んで発行してきた出版社の倒産は、単に倒産では終わらない。業界全体でみれば、メーカー以外の第三者である同社の様な出版社が積み重ねてきた、歴代モデルの膨大な取材資料や写真など、バイクの歴史的文化資産ともいえる資料を消滅させるに等しい。こうした歴史や資産は、昨日今日のインフルエンサーやYouTuberはほぼ持ち合わせていない。業界としてバイクの歴史的文化資産をなくしても良いのだろうか。

 

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