カワサキは、1970年代から1990年代に販売した車両に採用されていた純正エンブレムを、9月28日からカワサキオンラインショップで販売する。今回の商品は復刻品や再生産品ではなく、生産終了後に保管されていた当時の在庫品。往年の車両を所有するユーザーのレストアやメンテナンス、コレクション需要に応える。
今回販売するのは、かつて同社の車両に装着されていた純正エンブレム。当時製造された部品そのものを商品として提供する点が特徴となる。旧車を維持するユーザーにとって、車両を当時の姿に近づけるうえで、純正部品は重要な存在だけに、今回の販売は部品面から旧車ユーザーを支える取り組みともいえる。
特に旧車のレストアでは、車両本体だけでなく、外装部品やエンブレムなど細かな純正パーツの確保が課題となる。長期間保管されていた当時品を販売することで、こうしたユーザーのニーズに対応する。
また、単なる補修部品としてだけでなく、往年の名車とともに時代を刻んできた純正パーツそのものをコレクションするという楽しみ方も想定。現行車とは異なる、過去のカワサキ車が持つ歴史やブランド価値に触れる機会にもなりそうだ。
商品は在庫限りで、なくなり次第販売を終了する。再入荷や再生産の予定はないとしている。
今回の取り組みは、過去に販売した車両のユーザーとの接点を、現在も保有する純正部品を通じて維持する動きとしても注目される。旧車や絶版車のユーザーが印象的なカワサキらしい取り組みといえそうだ。新車販売だけでなく、長く車両を所有するユーザーを含めたアフターマーケットとの関係づくりという点でも、純正部品の活用には意味がある。




