線状降水帯による冠水、熱中症を誘発する猛暑と日本の二輪車を取り巻く環境が激変している。冠水した二輪車のオーバーホール作業などの業務も発生するなか、二輪車の販売やメンテナンス、そしてユーザー向けのイベント開催など揺さぶりかけられ、大きく変化する日本の気象環境に迅速に業界が対応していく必要が生じている。
■直筆でイベントの中止を伝える
「本当に残念です。相棒と共に会える日を楽しみにしています」——。9月6日の日曜日にスズキ二輪が予定していた伝説の名車ユーザーらが集う「KATANA ミーティング2026」。鈴木俊宏社長直筆のメモが書かれた開催中止を伝える文章が9月3日、ホームページに掲載された。浜松市のはままつフルーツパークときのすみかで予定していたミーティングを、台風24号の接近と秋雨前線の活発化を考慮して中心すると決めたからだ。KATANAでの参加を予定していた鈴木社長は、天候の悪化という状況を踏まえて、ファンにミーティング中止のメッセージを送った。




