オートバイのスマホ(スマートフォン)化が加速している。エンジンやブレーキの制御をはじめ、自動ブレーキや車間制御、走行時のバイクの状態を把握する多軸制御などあらゆる分野で電子化が進み、オートバイの総合的な電子制御が進んでいるからだ。液晶化が進むメーター系のインフォメーション情報の提供も電子化のひとつだろう。それぞれの機能が独立して制御するのではなく、ブレーキとアクセルワークの連動といったように統合した制御にはプログラムが重要な要となる。
プログラムの進化は、一つのパソコン(ECU)上でオートバイのあらゆる機能を統合制御する時代が間近に迫っていることを意味する。ただ、ハイスペックの大型モデルから原付一種まで、すべて同じコンピュータで賄うには機能的にもコスト的にも無理が生じる。対応策は、排気量・機能別に何種類かの統合ECUで車両をカバーする方式だろう。近い将来にはいわばスマホを搭載したオートバイが主流になりそうだが、一方でスマホ化の進捗は整備の世界にも電子化を招きそうだ。



