二輪関連の販売店における人材不足が経営課題の中心となって久しい。しかし、現在の状況は単なる採用難という段階を超え、特にメーカー専売店では、顧客満足度(CS)の向上どころか、これまで築いてきたサービス水準を維持することさえ難しくなりつつある。メーカーもブランドへの信頼に関わり、見て見ぬ振りができない状況といえる。
かつてはメーカー主導により多くのメーカー専売店が「いかに顧客満足度を高めるか」が、メーカーおよび店舗運営の大きなテーマだった。来店時の接客品質向上や定期的なフォローコール、イベント開催、購入後のアフターサービス強化など、顧客との関係構築に多くの時間と労力、人員を投入してきた。しかし、近年は整備士不足に加え、営業スタッフやフロントスタッフなど確保も困難となり、多くの店舗が慢性的な人員不足に陥っている。



