近年、車両メーカーの新製品の投入や出荷、販売でも伸び悩みが業界関係者の間で懸念されている。こうした市場環境下で、アフターパーツメーカーはどのように捉えているのか。バイクの総合パーツメーカー株式会社キジマの木嶋孝一・社長に、昨年および2026年のバイクパーツ市場について、どの様に視ているのかなどを取材した。
――2025年のバイクパーツ市場を、どの様に認識していますか。
「車両に関する機能的なカスタムのユーザーは減っている傾向にあるとは感じています。そうした中でもバイクの安全や快適を求めるユーザー意識は時代が変わっても、時代の流れに合わせていけると考えています。私どもは総合的に安全や快適を提供するパーツメーカーのため、バイクに乗ってもらうユーザーやライダーの人口が増えないと厳しいです」
「新型コロナ禍ではライダー人口が増え、その後も二輪免許の取得者や、保有者数が極端に減ったわけではないとみています。その一方で、5、6年で高齢の年配ライダーの人口構成が変わり、逆に増える若者ライダーとでは嗜好が異なるため、これからは私どももZ世代といった若いユーザーを見据えて、製品づくりを行う必要があるといった、消費の仕方が変わってきたことを実感しています」

取材に応じる木嶋・社長



