ヤマハ発動機は2月2日、2025年12月期の通期連結業績予想を修正した。昨年8月5日に公表した2025年12月期の通期連結業績予想の営業利益は予想よりも5.0%、金額で60億円上回りものの、親会社の所有者に帰属する当期利益では予想よりも63.3%、金額で285億円下回るとした。
予想修正では、売上収益は予想よりも1.6%減で金額にして400億円下回る2兆5300憶円に修正し、営業利益では同5.0%増で金額にして60億円上回る1260億円と、ほぼ前回の見通し通り。しかし、親会社所有者に帰属する当期利益では、前回の予想よりも63.3%減で金額にして285億円下回る165億円に修正したもの。
通期連結業績予想の修正 (2025年1月1日~2025年12月31日)

修正理由については、売上収益および営業利益は、概ね前回公表した予想通りとなる見通しの一方、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討し、繰延税金資産の取崩し金額を精査した結果、当第4四半期会計期間において法人税等調整額(損)198億円、通期として法人税等調整額(損)325億円の計上により、親会社所有者に帰属する当期利益が前回発表予想より減少する見通しとしている。
今回の繰延税金資産の取崩しは、当社単体および米国子会社 Yamaha Motor Corporation, U.S.A. (YMUS)における米国追加関税によるコストの増加や事業環境の変化を踏まえたものとしている。これにともない2025年12月期通期業績予想を修正した。
現在、同社では米国事業を中心に収益構造の見直し、コスト競争力の強化に向けた取り組みを進めるなど、事業基盤の強化に着手。施策を通じて中長期的な収益性の改善および持続的な成長の実現を目指すとしている。




