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共生社会に貢献、雇用創出  サイン・ハウス  就労継続支援事業所に製作依頼

共生社会に貢献、雇用創出  サイン・ハウス  就労継続支援事業所に製作依頼

2025.11.21

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共生社会に貢献、雇用創出  サイン・ハウス  就労継続支援事業所に製作依頼

バイク用品の企画から販売までを行う株式会社サイン・ハウス(神奈川県川崎市/新井敬史・社長)は、本社所在地の川崎市にある社会福祉法人と連携し、人気製品の製作依頼。地域社会への貢献活動の一環としている。

 

製品製作の依頼先は、同市内にある社会福祉法人育桜福祉会(川崎市中原区/萩原利昌・代表)が運営する「わかたけ作業所」。同作業所は障がいのある者を対象に、生活介護と就労継続支援B型という段階での提供を行っているとしている。主に包装や清掃などの軽作業を通じて働く喜びを得るとともに、旅行や自治会活動などの地域との交流を重視し、自立と社会参加を支援しているもの。

 

 

作業依頼先の「わかたけ作業所」

 

サイン・ハウルは同作業所に今年6月より、限定版オートバイ用品“アルミ削り出し”スマートフォンホルダーの一部製作を委託していた。製作依頼は、高強度オートバイ用スマートフォンホルダー「MOUNT SYSTEM」で、秋のツーリングシーズンに向けたイベントブースのみで販売する限定モデルで、通常モデルとは異なるアルマイト処理を行うため、製品の分解と組立作業の依頼。依頼した作業は、社内リソースや納期の制約により対応が難しく、また数量限定製品のため一般的な外注も困難ななかで、同作業所との連携により実現したという。

 

同社では2022年11月に本社を川崎市へ移転。地域社会との共生活動の一環として以降、地元と協力・貢献できる取り組みを模索してきたもの。同社はこれまでにも公益社団法人「Side Stand Project」(神奈川県相模原市)とも連携し、事故や障がいにより車椅子や義手、義足を使用する者が、再びオートバイに乗れるようサポートする活動にも支援しているという。

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