広告掲載について
トップ連載/インタビューバイク業界ウォッチ

整備士など「職場づくりに向けたガイドライン」策定  国交省   応募者に「選ばれる」店へ

整備士など「職場づくりに向けたガイドライン」策定  国交省   応募者に「選ばれる」店へ

2025.06.26

twitter facebook line
整備士など「職場づくりに向けたガイドライン」策定  国交省   応募者に「選ばれる」店へ

多くのオートバイ販売店から「整備士が足りない」「応募がない」と嘆く声が聞こえる。一方で、オートバイ販売店の経営者サイドは、応募者から選ばれる働きやすい環境づくりへの取り組みを怠ってはいないか。国土交通省は今年3月、「自動車整備士等の 働きやすい・働きがいのある 職場づくりに向けたガイドライン」策定、6月には活用を容易にするガイドラインを制作した。

 

同ガイドラインは、自動車整備事業者や現役の整備要員の声を踏まえ、令和6年3月に策定したガイドラインを、より活用しやすいように改訂したもの。ガイドライン策定の目的は、自動車整備業界では人手不足が大きな問題となっており、労働環境の改善、労働条件の向上、人材育成の実現が急務となっていることから、自動車整備事業者がこれらの課題に対応し、人材を確保し定着させるための実践的な方法を提示している。

 

構成内容は自社の現状、取り組みの実施状況を知る(自己採点表付き)ことや、他社の取り組み事例、職場づくりの方法、業界の課題と働きやすさ・働きがいの重要性を知るといった項目が並ぶ。経営者らは構成に従って現状を把握後に事業規模や困りごとに応じた対応策などを知ってもらい、その後の取り組みを検討する際の参考にしてもらう。

 

国交省 「自動車整備士等の 働きやすい・働きがいのある 職場づくりに向けたガイドライン」 202506

 

twitter facebook line