
KTM JAPANは3月7日、ハスクバーナモーターサイクルとGASGASでリコールを国土交通省に届け出た。不具合部位は制動装置の前輪ブレーキキャリパーで、対象車種は全720台となる。
不具合は、前輪ブレーキキャリパーにおいて機器管理が不適切なためブラケット取り付け部の強度が不足しているものがある。そのため走行中の負荷によりブレーキキャリパーブラケット取り付け部にひびが入り、そのまま走行を続けると、最悪の場合は当該箇所が破損して脱落し、前輪ブレーキが操作不能となるおそれがあるというもの。
対象車種はハスクバーナMCのFE250、FE250 HERITAGE、FE350、FE501、TE150、TE150 HERITAGE、TE150、TE250、TE250 HERITAGE。GASGASはEC250F、EC350F、EC250で計11車種、令和3年12月14日~令和6年5月24日に製造された720台。