9月 中古バイク平均単価「再び上昇」　　今年の最高値を更新　　業者間競売市場で　　二輪車オークション協会調べ

9月の業者間中古バイクオークションの平均単価が、再び上昇し今年最高値を記録した。オークションの総出品、成約の台数は前年同月比を超え、前月8月に比べても増加した。ただ成約率では前年月よりも割合を落としたが、前月の8月に比べると上昇し、買いの業者の引き合いが強かったといえそうだ。(記事：鈴木香)

 

 

日本二輪車オークション協会（JABA）が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもの。JABA加盟全13会場の9月の流通台数によると、出品台数は前年同月に比べて6.9％増加の3万5838台であった。このうち成約された台数は同4.4％増加し2万9904台、成約率は83.4％であった。

 

 

前月の8月の出品3万1984台に比べると12.0％の増加で、成約台数では8月の2万6142台に比べ14.4％増え成約率は2.7％上昇した。前月比では8月は13会場で41開催であったが、9月は販売店組合の一部地域のAJで2開催増え44回開催となるものの、それでも9月の流通台数は8月よりも各指標で増加となる。

 

 

9月の成約車平均単価などについては、以下の通りとなる。