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8月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比3.8%増  全軽調べ  1月からの累計でも21%超え

8月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比3.8%増  全軽調べ  1月からの累計でも21%超え

2022.09.27

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8月の「小型二輪車の販売台数」前年同月比3.8%増  全軽調べ  1月からの累計でも21%超え

8月の排気量251㏄以上である「小型二輪車の販売台数」は前年同月比でプラスに戻った。前月7月は18カ月ぶりのマイナスとなっていたもの。8月は多くの銘柄がプラスであった。1~8月までの累計台数では、19カ月連続で前年同期に比べ20%を超える台数を継続した。

 

 

小型二輪車の販売台数をまとめる全国軽自動車協会連合会の調べによると、8月の小型二輪車の販売台数は前年同月に比べ3.8%増加して7465台であった。同クラスは2021年2月から今年6月まで、17カ月連続の前年月を超えていたが、前月の7月は前年同月を割り8165台にとどまったていた。8月の販売台数は前年同月比で増加した一方で、前月の7月比では8.6%減少となる。

 

 

銘柄別の販売台数では、ホンダは前年同月比で35.6%の増加で2400台であった。ホンダは7月の2737台に比べると8月は12.3%減少となる。ヤマハは同51.3%減少で799台であった。ヤマハは7月の883台に比べ9.5%減少となる。スズキは同12.0%増加し701台であった。スズキは7月の626台に比べ8月は11.9%増加となる。カワサキが同1.2%増加で1354台であった。カワサキは7月の1802台に比べ8月は24.9%減少となる。輸入車などのその他は同21.6%の増加に転じ2211台であった。その他は7月の2117台に比べ8月は4.4%増加となる。

 

 

8月までの累計販売台数については、同クラス全体で前年同期に比べ21.0%の増加となり6万6665台となった。8月の累計台数が前年同期比でプラスになり19カ月連続で同期比超えとなる。

 

 

銘柄別の累計台数では、ホンダが前年同期に比べ41.5%増加の2万0279台で、ヤマハは同23.1%減少の7195台、スズキが同17.0%増加で5273台、カワサキは同48.5%増加で1万5948台、輸入車などのその他は同11.3%増加の1万7970台であった。

 

 

8月は7月に比べ台数が減少したことについては、メーカーからの入荷の見通しが立たないことで8月に多くの販売店が長期の夏休みをとった影響で、営業日数がすくなかったことが挙げられる。

 

 

8月以降も比較的に高い需要と出荷台数の多い各メーカーにより、販売台数はプラスで推移する模様。また、部品調達が遅延するなかでも排ガス規制により10月まで生産可能なモデルは活発な生産が行われるものとみられ、比較的に安定した販売が見込める兆しもみられる。

 

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