8月の「都道府県地区別の販売台数」(全国軽自動車協会連合会)の排気量126~250㏄の軽二輪と、251㏄超の小型二輪が出揃った。
「軽二輪」の全体では前年同月比で26.6%減少して4389台であった。前月同様に多くの地域で前年同月を割った。前月の7月の平均台数は102台であったが、8月は82台と大きく後退した。前年同月を超えた地域は北海道で台数は少数ながら函館、釧路、北見で増加したほか、山梨、三重、島根、沖縄となる。
ホンダの全国の平均台数は7月が約58台であったが、8月は46台。ヤマハが7月は約15台であったが8月は約13台。カワサキは7月が約6台であったが8月は約5台。スズキが7月は約13台であったが8月は約12台。輸入車などのその他は7月が約8台であったが、8月は約7台となる。
「小型二輪」は合計で前年同月に比べ27.7%の減少で5350台であった。前月の7月は10%の減少であったが8月の前年月比の減少はさらに開いた。前月7月の全国平均は約146台であったが、8月は大きく減少し101台にとどまる。前年月比で増えた地域は、北海道の釧路と山梨のみとなる。
ホンダは前年を超えた地域がなく、さらに前年同月に比べ平均で6割の減少となる。ヤマハは7月の平均台数が約19台であったが、8月では約14台に減少。ただ、台数は多いとはいえないが、多くの地域で増加した。カワサキは7月の平均が約39台であったが、8月は約28台。スズキは7月の平均が約12台であったが、、8月では約8台となった。輸入車などのその他の7月が約49台であったが、8月は約35台となる。
8月の各地域の軽二輪、小型二輪のそれぞれの販売台数、前年同月の増減率については、以下の表の通り。