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7月の「軽二輪車の販売」減少傾向に  全軽自まとめ  前年月比22.2%減  累計で前年同期割る

7月の「軽二輪車の販売」減少傾向に  全軽自まとめ  前年月比22.2%減  累計で前年同期割る

2022.08.22

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7月の「軽二輪車の販売」減少傾向に  全軽自まとめ  前年月比22.2%減  累計で前年同期割る

7月の排気量126~250㏄である「軽二輪車の販売台数」は、前年同月比で大きく後退した。1月からの累計台数では、前年同期に比べてもマイナスに転じた。銘柄別では国産4銘柄で前年同月を割り、ホンダが大きく後退したのが響いた。

 

軽二輪車の7月の販売台数は、全国軽自動車協会連合会の調べによると、前年同月に比べ22.2%減少の5879台であった。先月の6月に続き7月もマイナスとなり2カ月連続の前年同月割れで、6月の7174台よりも18.1%減少で大きく後退した。

銘柄別の販売台数では、ホンダは前年同月比で27.5%減少の2334台であった。ヤマハが同32.5%減少の1160台、スズキは同18.3%減少して1032台、カワサキが同6.5%減少となり779台。輸入車などが含まれるその他は同10.0%増加し574台であった。

 

各銘柄は前月の6月と比べると、ホンダは25.3%減少、ヤマハが10.8%減少、スズキは21.4%減少、カワサキは5.0%減少となる。その他は4.0%減少であった。

 

今年1~7月の累計販売台数では、全体で前年同期に比べ1.4%の減少に転じ4万4487台になった。ただ銘柄ではヤマハ以外は前年同期を超えている。ホンダが前年同期に比べ8.8%増加の2万0119台で、ヤマハは同30.0%減少の7604台、スズキは同9.7%増加で7984台、カワサキは3.1%増加で5366台、その他は3.7%増加の3414台であった。

 

軽二輪車の今年の後半については、7月は出荷台数で前年同月を5割も割り、7月時点の国内の累計出荷台数が前年同期並みの3万7328台であるものの、ホンダが人気のレブルなどの一部機種で生産を一時停止することもあり、出荷台数に期待が持てない要素が浮かび上がる。こうしたことから需要が高くても、引き続き車両不足が懸念される。

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