5月「販売台数」　小型二輪は前年月比3.2％増　　全軽自協　　軽二は減少に

251㏄以上の小型二輪の販売台数が堅調に推移している。5月の軽二輪（126～250㏄）と小型二輪（251㏄超）の販売台数は、全国軽自動車協会連合会のまとめによると、小型二輪は前月に続き前年同月を超え、今年1月からの累計では10％増を堅持して推移。軽二輪は再び減少し比較的に大きく後退した。

 

軽二輪の5月の販売台数は、前年同月に比べ11.3％の減少で5413台であった。前月4月の7103台よりも23.8％と大きく減少した。1月からの累計台数では、前年同期に比べ9.1％減少の2万5343台となった。

 

同クラスは今年1月より前年割れが続き、4月にようやく前年月を超えたが、再び減少に転じた。銘柄では唯一スズキが前年同月を超えた。

 

5月の小型二輪は5ヵ月連続で前年同月を上回った。5月は前年同月に比べ3.2％の増加で8289台であった。4月までの前年同月比10％超えに比べ伸びは縮小した。前月4月の1万1303台に比べると26.7％の減少となる。1万台超えは昨年の4月以来となる。1月からの累計台数では、前年同期に比べ10.8％増加で3万9296台となる。

 

小型二輪で前月4月まで大幅に前年月を超えてきたカワサキは、前年月を超えたものの、大きく前年月比で伸び幅が縮小した。また、前月を割って推移してきたヤマハが、5月では前年月を超えたことが特徴として挙げられる。

 

銘柄別の販売台数、本サイトの見解については、以下の通りとなる。