
4月の排気量126~250㏄の「軽二輪」と、251㏄超の「小型二輪」の都道府県別の販売台数(全国軽自動車協会連合会)が出揃った。軽二輪では多くの地域でカワサキ、小型二輪では西日本を中心にヤマハがそれぞれ前年同月を超えた地域が目立った。
軽二輪の4月の販売台数は、前年同月に比べて9.5%の増加となり7777台で、2ヵ月連続の増加であった。全国各地域の平均台数は昨年4月が134台であったが、今年4月は146台(小数点以下除く)に増加した。4月も軽二輪は、全国各地でカワサキが3月に続き前年同月に比べ大きく増加した。ヤマハも一部地域を除き多くの地域で前年同月に比べて増加に転じた。
銘柄別の平均台数は、ホンダは前年4月が78台であったが、今年4月は71台に減少、ヤマハは同19台であったが今年4月は25台、スズキは同21台であったが今年4月は17台に減少、カワサキは同5台であったが今年4月は23台に増加した。輸入車などのその他は同11台が今年4月は9台に減少。
小型二輪は、前年同月に比べ16.2%の減少で9469台であった。前月4月の6210台に比べ今年4月は52.5%の増加となる。同クラスでは北海道の一部の地域と石川県のみが前年月を超えたのみ。全国平均台数では、前年同月が213台であったが、今年4月は83台に大きく減少。ヤマハが関東より西の地域での前年月増加が目立った。そのほかの銘柄は多くの地域で前年同月割れが目立った。
銘柄別の平均台数は、ホンダ前年同月51台であったが、今年4月は45台に減った。ヤマハは同20台であったが今年4月は21台に増加した。スズキが同19台であったが今年4月は16台に減少、カワサキは同63台に対し今年4月は45台に大きく減少。輸入車などのその他は同59台が今年4月は49台に減少。
4月の各地域の軽二輪、小型二輪のそれぞれの販売台数、前年同月の増減率については、以下の表の通り。