昨年の2021年の出荷台数が大きく拡大した。前年越えは4年ぶりで、バブル崩壊後で最も高い伸びとなった。12月の国内全体の出荷台数は、4月以降より9カ月連続で前年月を超え、39.7%の増加で2万8201台(自工会)となり、排気量4クラスすべてで前年月をそれぞれ超えた。12月に前年月比で最も高い伸びを示したのは251㏄以上の小型二輪車で、82.7%増加した。出荷台数は、50㏄以下の原付車から251㏄以上の小型二輪車まで、全クラスを通して一つの指標で台数がわかる唯一のデータで、バイク業界関係者らが注目する重要な指標の一つとなっている。