
JAIA(日本自動車輸入組合)のまとめによる排気量251㏄以上の、2025年2月の「輸入小型二輪の新規登録(販売)台数」は、前年同月に比べ約1割の減少であった。前月1月に比べると2月は東京でも20度を超える日もあり気温の上昇や、輸入元各社による取り組みもあって大きく増加したとみられる。ただ、銘柄寄っては明暗が分かれた。
2月の輸入小型二輪車の販売台数は、前年同月に比べ9.7%の減少で1591台であった。前月1月の1241台に比べて28.25%の増加となる。春の需要期に向けて今後は販売が増加するとみられるが、前年同月時点は一部で過剰な販売が挙げられ、前年月超えは厳しいといえる。ただ、銘柄では特にハーレーダビッドソン日本法人の責任者が1月に交代したことで、新たな施策やディーラーからの期待が寄せられており、流通段階での風が変わる事への期待が寄せられている。
以下、2月の主要銘柄の販売台数、輸入二輪車市場や流通についての本サイトの見解を取り上げた。