
中古バイクオークションでの平均単価が、2月としては過去10年間で最高値であった。今年2月の業者向け中古バイクオークションでは、出品と成約の流通台数はともに前年同月に比べ増加。落札車の平均単価は過去2番目に高い23万円超えとなった。
JABA(日本二輪車オークション協会)がまとめた2月の「オークション流通結果」を基に、本サイトで各オークションでの落札車の平均単価を集計したもの。JABA加盟オークション全13会場の2月の合計開催回数は、前年同月の44開催に比べ3開催少ない41開催であった。前月1月の39開催よりも2開催増えた。13会場での2月の流通台数は、出品台数が前年同月に比べ8.9%増加の3万4796台、成約台数は同5.2%増加し2万8847台、成約率は同2.9ポイント下がり82.9%であった。
前月1月の出品台数3万3399台に比べ4.2%の増加、成約台数でも1月の2万7653台に比べ2月は4.3%の増加となる。ただ、成約率では0.1ポイントの上昇となった。2月は出品台数の増加の割に、成約が伸び悩んだといえそうだ。
特に多くのオークション会場で前年同月を超えた。落札平均単価でも殆どが前年同月よりも上昇したものの、前月1月に比べると平均単価が比較的に高い上位2会場が値を下げた。