新車の出荷台数が7ヵ月ぶりにストップがかかった。国内「新車出荷台数」をまとめる自工会(日本自動車工業会)による11月の出荷台数は、前年同月に比べ2.5%の減少であった。前月の10月に比べても3.2%少なかった。原付一種は減少幅が開いた。小型二輪も前年月比で3ヵ月連続の減少であったが、依然と高いレベルといえそうだ。
新車出荷台数はメーカーの生産工場から出荷した台数で、50㏄以下の原付一種から251㏄以上の大型二輪車である小型二輪までの全クラスの流通台数で、一の指標で確認できる唯一のデータとなる。オートバイ業界全体への影響が大きいため、オートバイ関係企業や担当者らが注目する重要な指標となっている。
11月の全排気量クラスの合計は、前年同月の3万3130台よりも2.5%減少の3万2308台であった。7カ月ぶりに減少に転じた。前月10月の3万3366台に比べても3.2%の減少となる。1月からの累計台数では前年同期に比べ3.7%増加の34万8462台で、5月以降前年同期を超えて推移した。
各排気量クラス、本サイト推定の今年の年間出荷台数についも取り上げた。