国内タイヤ販売本数をまとめる日本自動車タイヤ協会によると、昨年12月の「新車用」が前年同月比で微減、アフターサービスでの需要が多い「市販用」は同水準であった。2023年の年間は両販売ともに前年を割った。ただ、新車用タイヤの昨年は、近年としては前年に次ぐ高い水準にあり、車両生産が増えている傾向を示したといえそうだ。他方、11月の輸入タイヤ本数(財務省)も前年同月比で減少した。
同協会に加盟するメーカー、輸入メーカー品を含めた12月の国内二輪車「新車用タイヤ」の販売本数は、前年同月に比べ2.1%減少の9万2000本であった。前月の11月は12ヶ月ぶりに10万本超え昨年の最高本数であったが、12月はそれよりも9.0%減った。新車用は昨年9月以降から高い水準で推移した。
12月の市販用タイヤ本数、新車用と市販用の2023年の年間販売本数、および11月の輸入本数については、以下の通りとなる。