10月のタイヤ販売本数は日本自動車タイヤ協会のまとめによると、9月に続き新車用と市販用ともに前年同月に比べ減少であった。新車用は3ヵ月連続で減少したが安定して推移。市販用は6ヵ月連続の前年月割れとなったが、昨年の夏以降で減少傾向であったことで、今年の10月の比較では減少幅は軽微にとどまっている。
同協会に加盟するメーカーの輸入メーカー品を含めた10月の国内二輪車「新車用タイヤ販売本数」は、前年同月に比べ13.2%減少の9万2000本であった。前月9月の9万2000本に続き同本数であった。
「市販用タイヤの販売本数」は、前年同月に比べ3.0減少の9万7000本であった。前月9月の8万9000本に比べて38.9%の増加となる。
以下、累計販売本数と9月の輸入タイヤ本数、本紙の市況の見方について取り上げる。