10月に日本から海外市場に輸出された「中古二輪車の輸出台数」(=中古もの/財務省)は、全体で前年同月比べ減少した。しかし、輸出金額では前年同月比で超え、1月からの累計でも同期比で大幅超えが続いている。円安により輸出業者に影響があるものの、海外からの日本の中古車需要が高く引き合いの強さから高い金額で取引されている。国内の業者間オークションに単価にも影響がありそうだ。
10月の中古二輪車の輸出台数は、昨年同月の2万3829台に比べて今年は4.4%減少の2万2820台であった。金額にして前年同月の23億6350万9000円に比べ、16.8%増加し27億6106万4000円と大幅に上昇した。8月以降、前年月を割っているものの台数は前月の9月の2万2072台よりも増加した
各排気量クラスの台数、輸出額などは以下の通り。