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【特報】1年前より「生活支出増えた」6割弱  24年比で増加  消費意識に関する調査/マイボイスコム調べ

【特報】1年前より「生活支出増えた」6割弱  24年比で増加  消費意識に関する調査/マイボイスコム調べ

2025.10.15

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【特報】1年前より「生活支出増えた」6割弱  24年比で増加  消費意識に関する調査/マイボイスコム調べ

1年前に比べて生活全体の支出額が増えた人は6割弱、収入額が増えた人は2割弱などといった、消費意識に関する調査結果がでた。調査はインターネット調査を中心に提供する伊藤忠グループリサーチ会社のマイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が調べたもの。調査期間は今年9月1日~9月7日にインターネットにより1万1474人から回答を得たもの。

 

調査結果によると、1年前より生活全体の支出額が増えた者は6割弱で、2024年調査と比べて増加した。収入額が増えた人は2割弱であった。一方、今後1年間の購買意欲が「高くなる」と思う人は約9%。「変わらない」が6割強という結果がでた。

 

アンケートでは、1年前と比べた支出額の変化については、1年前より生活全体の支出額が増えた人は「増えた」「やや増えた」を合わせて6割弱であった。2024年調査と比べて増加したという。このうち男性30代では支出額が増えた者の比率は低く「変わらない」が高くなっているとしている。

 

 

1年前と比べた収入額の変化についての回答では、1年前より生活全体の収入額が増えた人は「増えた」「やや増えた」を合わせて2割弱であった。減った人(「減った」「やや減った」の合計)は2割強、「変わらない」との回答は6割強とであった。若年層では増えた人の比率が高く、男性60代では減った人の比率がやや高くなっているとしている。

 

 

お金の使い方については、1年前よりお金をかけていること(複数回答)は「食品・飲料」が34.5%、「旅行、レジャー」が21.8%、「外食、グルメ」が16.8%という結果を得た。「外食、グルメ」「BD・DVD、CD、書籍、漫画、ゲーム」は若年層、「衣料品、アクセサリー」「美容、化粧品」は女性若年層で高い傾向がでたとする。1年前より収入が増えた人では「食品・飲料」「金融商品、投資」の比率が高くなっているという。

 

さらに質問では、今年お金をかけたいが、我慢していることについての質問では、我慢していることがある人は6割強。このうち我慢していることは(複数回答)「旅行、レジャー」が30.3%、「外食、グルメ」が21.9%、「衣料品、アクセサリー」が16.7%と続く。女性の10~40代では「衣料品、アクセサリー」「美容、化粧品」がやや高く、「旅行、レジャー」は男性若年層や女性10・20代で低い傾向であったとしている。

 

一方、今後1年間の購買意欲の変化については、高くなると思う人は「高くなる」「やや高くなる」を合わせて約9%。この割合は10~30代で高く、特に10・20代では3割弱と顕著で低くなると思う人を上回るという。購買意欲は「変わらない」と回答した人は63.9%であった。

 

 

他方で、消費に関する考え方・行動についての回答(複数回答)では「収入に見合った買い物をするべきだ」が41.4%で、「必要な物かどうかをよく考えてから買う」が37.3%、「とにかく安く経済的であることを重視する」「話題になっているものでも、自分の趣味にあわなければ買わない」が、それぞれ3割弱という結果を得た。

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