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武蔵精密 ベトナムのスタートアップと二輪EV開発  ムサシ製ユニット搭載へ

武蔵精密 ベトナムのスタートアップと二輪EV開発  ムサシ製ユニット搭載へ

2023.05.30

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武蔵精密 ベトナムのスタートアップと二輪EV開発  ムサシ製ユニット搭載へ

二輪車や四輪車の部品を製造する武蔵精密工業株式会社(=ムサシ、愛知県豊橋市/大塚浩史・社長)は、ベトナムのEVスタートアップ企業のSon Ha Group(ベトナム・ハノイ)と、ムサシ製EV駆動ユニットを搭載した二輪EVの開発を目指すことで合意したと発表した。

 

 

両社の基本合意は5月15日、ベトナム・ハノイにおいて締結したもの。Son Haはベトナム国内において2020年よりEVGOのブランド名で独自モデルの二輪EVを開発・製造・販売。Son HaとムサシはムサシのEV駆動ユニットを搭載した二輪EVの開発を進めることにより、ベトナム市場における新たな電動化ソリューションの提供を目指す。

 

 

ムサシは二輪車向けのトランスミッションアッセンブリィで世界約30%のトップシェアを占める。アジア地域をはじめ世界で急速に普及が進んでいる二輪EV市場についても引き続きリードしていくとともに、カーボンニュートラルをはじめ、人と環境が調和した豊かな地球社会の実現に貢献していくとしている。

 

 

武蔵精密工業は、二輪車や四輪車用向けに、デファレンシャル、トランスミッションギヤ、プラネタリィ、ボールジョイント、カムシャフトなどの開発と製造、販売を行っている。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティー向けの商品展開を進めている。

 

 

一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、さらにSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開など、広く新事業の創出・拡大にも注力しているもの。

 

中央左よりSon Ha Groupのホアン・マイン・タン副社長とムサシ大塚智久・常務執行役員

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