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台湾キムコ社 日本事業をEisyuへ移管

台湾キムコ社 日本事業をEisyuへ移管

2025.08.30

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台湾キムコ社 日本事業をEisyuへ移管

スクーターを主力とする台湾のキムコ社(KYMCO/光陽工業股份有限公司)は、キムコブランドの日本市場における事業を、9月1日にEisyu株式会社(エイシュウ/東京都足立区)へ全面的に委託・移管するとしている。日本ではキムコ子会社のキムコジャパンが販売事業などを展開してきたが、実質的にはキムコ本社による日本市場からの撤退となる。

 

二輪車の輸入販売の経験を持つエイシュウは今後、キムコブランドの日本国内における正規業務パートナーとして、より迅速かつ効率的なサービス体制の構築を目指すとしている。製品の販売促進や部品の安定供給、アフターサービス体制の維持と強化に取り組む。

 

既存ユーザーへの対応は、キムコ製品における部品供給は、今後も継続的に安定して行う。アフターサービスネットワークはより強化され、対応速度と技術水準が向上するとしている。保守や修理、保証対応は、これまで通り確実に継続する。

 

キムコ製品は日本で2001年から2015年3月まで、輸入商社である現在のエイシュウにより販売や部品供給が行われてきたが、日本のユーザーにより上質なサービスを提供するために、2015年5月に本国キムコ100%出資の子会社であるキムコジャパンを設立。2015年12月よりキムコスクーターの販売と部品供給など行ってきた。一方、エイシュウは、過去にキムコ製品の輸入販売元として製品販売と部品供給を行った経験がある。

 

キムコは日本市場でこれまでに50㏄スクーターをはじめ大型スクーターの販売を行ってきた。日本で販売されてから過去には年間で数千台を販売し、日本で台湾スクーターメーカーとしてユーザーや取り扱い販売店より高い信頼を得てきた実績を持つ。

 

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