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全国オートバイ連合会 通常総会で議案可決  全国30組合体制に

全国オートバイ連合会 通常総会で議案可決  全国30組合体制に

2023.11.27

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全国オートバイ連合会 通常総会で議案可決  全国30組合体制に

AJ全国(全国オートバイ協同組合連合会)は11月24日、第20回通常総会を開き各議案で満場一致で可決した。収支予算報告では黒字計上したほか、次期令和6年度の事業計画ではClub AJ CARDの普及のため販売促進のほか、ETC車載器の利用促進などを進めることを確認した。一方、今年設立された三重県オートバイ事業協同組合が同連合会に加盟。全国に30組合体制となった。

 

 

総会では議長に大村直幸・会長の下、各議案の説明を石井大・専務理事が行い、審議が進められた。事業報告および決算関係では、オートバイ市況での増加や各地で開催されたモーターサイクルショー、経済産業省自動車課をはじめ、業界団体が一堂に集まるBIKE LOVE FORUMの盛況な開催を取り上げた。

 

 

また、今年は三重県オートバイ事業協同組合が設立され、加盟組合30協同組合に加え、1協議会の体制に拡大し、今後もさらに組織化を進め、全国の加盟販売店へ情報を伝え二輪の業界や市場の諸問題に対応していくことを決めた。決算関係の収支報告では新型コロナからの回復で、全国各地で単組の総会や催しが活発に行われたことで交通費が加算だが、職員の退職や業務費用を抑えたことで黒字計上した。

 

審議に臨む大村会長

 

事業計画では、組織化推進と対外活動の地域への浸透を基に、委員会を軸にしたこれまでの継続事業活動、将来の共同購買事業の拡大に向けた財務基盤の強化を視野に、各ブロック連絡協議会と連携を強化しながら各事業を推進するとした。

 

 

特にClub AJ CARD事業では販促費を確保しカード発行の推進、ETC車載器や高禄道路の割引ツーリングプランなどへの取り組み強化を挙げた。また、年2回の委員会に加え柔軟に対応するため必要に応じてオンラインなどの方法で開催を増やしていく計画。

 

 

予算案では、Club AJ CARD事業をはじめ、各事業での手数料収入を大幅に前期より高める一方で、新たな職員の募集と就業により人件費などがかさむものの、前期を超える予算案を確認した。他方、定款の一部変更の件では、当会の地区に青森県、岩手県、福島県、秋田県、山形県、そして滋賀県を追加。また、理事に三重県オートバイ事業協同組合の岡田文明氏が連合会理事に加わった。

 

来賓の面々

 

今開催で来賓には、経済産業省製造産業局自動車課の清水淳太郎・課長、警察庁生活安全局生活安全企画課で犯罪抑止対策室の前田浩一郎・室長、国土交通省物流自動車局で自動車整備課の多田善隆・課長、東京都中小企業団体中央会で情報課の千葉俊・主幹が参加、それぞれが登壇しあいさつの中で各々の立場で、二輪関連の状況説明や組合へ協力を呼びかけるとけるとともに、組合への活動にエールを贈ることばを述べた。

 

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