ヤマハ発、来年新卒採用やや減　　大卒技術系は増員

ヤマハ発動機株式会社は2月下旬、2026年の新卒採用計画について発表した。大学卒業者で技術系を今年よりも増やす一方で、高卒者はやや減少、合計でも300人を予定しており、今年も若干減少する。

 

来年2026年の新卒者採用計画では、大学院卒、高専門卒、短大卒、専門学校卒の大学卒業者は今年同等の210人としている。ただ、内訳は事務・営業系は今年の70人から2026年は58人と縮小。一方で技術系は今年140人であったが、来年は152人に拡大する。

 

高卒者についても、今年107人であったが、来年は90人の計画でいる。合計では今年317人であったが来年は300人としている。

 

同社ではコア事業である二輪車事業を含むランドモビリティ事業で、研究開発や新製品開発、生産設備の強化を上げている。2027年の新中期計画では、ポートフォリオ経営をさらに進化させ事業セグメントをコア事業、戦略的事業、新規事業に変更していくなど組織体制も見直した。