広告掲載について
トップ連載/インタビューバイク業界ウォッチ

トライアンフMJ レンタル開始  新型車の試乗としても  バイパラ南箱根で期間限定  

トライアンフMJ レンタル開始  新型車の試乗としても  バイパラ南箱根で期間限定  

2025.05.01

twitter facebook line
トライアンフMJ レンタル開始  新型車の試乗としても  バイパラ南箱根で期間限定  

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、新型車のレンタルバイクを期間限定で始めた。貸し出しはバイカーズパラダイス南箱根で4月24日~6月30日までとしている。新型車をレンタル車両として貸し出すことで利用者に長時間の試乗体験を提供し、販売につなげるねらいとみられ、すでに多くの車両メーカーがレンタルを展開している。

 

貸出車両はトライアンフ新型モデル「Speed Twin 900」「Tiger Sport 800」、トラディショナルなスタイルを受け継ぐ、伝統の「Bonneville T120」、ワインディングロードを駆け抜けるために生まれてきたという「Street Triple 765 RS」、ブリティッシュカスタムの象徴とする「Bonneville Speedmaster」の5車種。レンタルの申し込みはバイカーズパラダイスレンタルバイクサイトとしている。

 

新型車などのレンタルは、すでに多くの車両メーカーがユーザーへ長時間の試乗体験の提供を目的に展開している。車両メーカーでは輸入車のBMW Motorradが長期モニターでの貸し出しをいち早く行っていたが、その後、ハーレーダビッドソンがレンタルを開始。BMW Motorradも本格的にレンタルを導入した。国産メーカーもヤマハ発動機販売、カワサキモータースジャパン、ホンダモーターサイクルジャパンなどのメーカー販社も相次いで取り組み始めた。

 

レンタルはユーザーにとってレンタル料を支払うことで、精神的に余裕が生まれ長時間にわたって高速道路やワイディングロードなどで、じっくりと車両の品定めが行えることで、車両購入前の試乗として借りるケースが増えている。このためレンタルから購入につながる割合が高くなっている。

 

レンタルバイクについては、当初は販売ディーラーなどから新車の販売に影響するといった懸念が挙がっていた。しかし、バイクのレンタルは四輪車のレンタルの利用目的とはやや異なり、バイクの場合は通常の観光やツーリングでの利用に加え、試乗体験としての需要が高まった。これにより各メーカーが積極的にレンタルの展開に乗り出している。

 

twitter facebook line