
カワサキモータースは3月6日、「ELIMINATOR」ほか3車種で国土交通省にリコールを届け出た。不具合の部位は、動力伝達装置のクラッチレリーズシャフトとしている。
不具合はクラッチレリーズシャフトの製造工程において工程管理が不適切なため、レバー部とシャフト部が適切に溶接されていないものがあるというもの。そのまま使用を続けると溶接部が破損し、最悪の場合はクラッチ操作ができなくなり、走行不能となるおそれがあるというもの。
リコール対象車種は「ELIMINATOR」「ELIMINATOR SE」で、令和6年2月14日~令和6年7月2日に製造した1369台、「Z400」は令和6年3月7日~令和6年3月29日に製造した40台、「Z250」は令和6年2月29日~令和6年8月29日に製造した117台で、合計で1526台。不具合件数は2件で、これによる事故はない。