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【特報】信頼できる情報源「公共機関の公式サイト」など  クロス・マーケティング調査  休日18~29歳ネット利用「10時間以上」2割

【特報】信頼できる情報源「公共機関の公式サイト」など  クロス・マーケティング調査  休日18~29歳ネット利用「10時間以上」2割

2025.10.20

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【特報】信頼できる情報源「公共機関の公式サイト」など  クロス・マーケティング調査  休日18~29歳ネット利用「10時間以上」2割

信頼できる情報源は、公共機関の公式サイト・SNS、NHKテレビ、新聞。休日のインターネット利用時間は18~29歳で「10時間以上」が2割という調査結果がでた。マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが実施した「情報収集に関する実態・意識調査」でわかったもの。

 

「情報収集に関する実態・意識調査(2025年9月定点ココロスタイルリサーチ)」調査は、今年9月5日~6日にインターネットにより、全国18~79歳の男女3000人から回答まとめたもの。調査は生活者の意識やライフスタイルの変化の兆しを捉えることを目的に、定点で実態・意識調査を実施。今回は情報収集編として、情報収集に関する考え方・態度、情報源の信頼度、新商品感度、情報伝播度、平日と休日のインターネットの利用時間に着目し分析。

 

調査は情報収集についての考え方・態度について4段階で聴取。それによると、非常と、まあそう思うとする割合は「発信者がわからない情報は信用しない」「他の人より遅くても確実で信頼できる情報が欲しい」が上位2つで、年代が上がるほど割合は増えた。続く7割台は「専門家の意見でもひとつの参考意見として受け取る」「少しでも疑問に思ったら、複数の情報源を比較・確認する」「ただでさえ情報量が多すぎるのでムダな情報はできるだけ排除したい」という結果を得たとする。

 

 

情報源の信頼度については、13の情報源を呈示し4段階で信頼度合いを聴取した。信頼していると、やや信頼している割合は「公共機関の公式サイト・SNS」「テレビ(NHK)」が62%、「新聞(紙版/WEB版)」は60%と信頼度が高く、いずれも年代が上がるほど割合は高くなった。一方、信頼度が低いのは「一般個人のSNS」「有名人・インフルエンサーのSNS投稿」で2割に満たないものの「口コミサイト・レビュー」も加え、若い世代ほど信頼度が高まる傾向が顕著であった。

 

 

新商品への感度・情報伝播度では、新しい商品やサービスが上市した際の新製品感度は「多くの人が使うようになるまで待ってから、新しい商品を買ったり利用したりする」が33%と購入、利用には様子を見る者が多い。「周囲の誰よりも先に新しい商品を買ったり、サービスを利用する」「自分で情報収集してから、周囲の人が使い始める前に新しい商品を買ったり、利用したりする」は若い世代ほど高く、特に18~29歳、30代は2割半ばであった。

 

 

情報伝播度は「まったく情報発信はしていないので影響力はない」が48%。伝播力について「多くの人への影響力がある」「いろいろな人に影響力がある」「それなりに影響力はある」と回答した者は18~29歳、30代で3割前後を占めたとする。

 

 

さらに、調査ではインターネット利用時間については、直近1ヵ月間のプライベートで使うインターネット利用時間は、平日3.1時間、休日3.8時間で若い世代ほど利用時間は長い。ボリュームゾーンは平日・休日ともに1~3時間。18~29歳のボリュームゾーンは、平日5時間、休日10時間以上となり、ほかの年代に比べて利用時間の長さが際立っていることがわかった。

 

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