
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、新型「SPEED TRIPLE 1200 RS」をはじめ、ツアラーモデルとして新型「TIGER SPORT 800」「TIGER SPORT 660」、新規参入のオフロード最新モデルのほか、取り組みでの拡大し強調した。
同社ブリーフィングで同社の大貫陽介社長は、展示モデルの新型を紹介に先駆け活動状況を取り上げた。2024年3月から2025年2月の直近12ヵ月のトライアンフモーターサイクルの販売状況は「国内販売は初の5000台を達成した」と、グラフを大型スクリーンに映し出し強調。同期間では前年同期4898台に比べ2.2%増加の5008台とした。さらに、昨年12月末時点は5000台の販売を「逃した」としながらも、新型コロナ前の2019年に比べ「5年間で販売台数は2.6倍に成長した」と、販売台数へのこだわりを滲ませた。
成長の要因については「販売ネットワークの強化と、期待されている商品を適正な価格での導入、商品力の強化による2本柱による相乗効果によるものが大きい」と、活動での自信をみせた。特に、販売網の強化では「総店舗数のうち、半数以上の20店舗が新CIとともに5年間でオープンしており、ネットワークは34店舗まで拡大した」述べた。さらに今後は5月中旬に「トライアンフ静岡県富士がオープン予定」と販売網の拡大をアピール。

大貫社長
商品力強化では、昨年1月より400㏄シリーズ「SPEED 400」「DAYTONA」の復活、直近の「TRIDENT 660」「TIGER SPORT 660」を新たに加えた。SPEED TRIPLEのエンジンをベースにした「TIGER SPORT 800」を加え、「SPEED TWIN 900」「SPEED TWIN 1200」シリーズ、そして1200RSの投入を上げた。今回は先ごろ発表した新たなストリートファイタ「SPEED TRIPLE 1200 RS」の誕生をアピール。壇上ステージでSPEED TRIPLE 1200 RSのアンベールが行われ初披露した。トライアンフ正規販売店で競われた「DAYTONA 660 CUSTOM CONTEST」の優勝車輌も展示。
ブースでは、トライアンフ公式SNSの”X”または”Instagram”のアカウントをフォローすると同ショー限定のオリジナルステッカーの進呈や、会場でスマホから試乗申し込み者には、特別制作したオリジナルトートバッグも進呈。積極的に販売につなぐ施策も展開した。

新型「SPEED TRIPLE 1200 RS」と大貫社長

SPEED TRIPLE 1200 RS

エンデューロモデルも披露