業者間の中古バイクオークションの平均単価が7ヵ月ぶりに下がった。12月の中古バイクオークションで取り引きされた平均単価は、前年同月に比べ上昇したものの、前月の11月の21万円台をようやく割った。オークションでの出品台数は前年同月比では増加したが、11月に比べると4000台以上減少した。12月としては出品が比較的に増えたこともあり、単価が前月よりも下落したといえそうだ。
JABA(日本二輪車オークション協会)が調べる「オークション流通結果」を基に、本サイトで集計したもので、JABA加盟全14会場の12月の合計開催回数は11月よりも4開催少ない多い43開催。12月の流通台数は出品台数が前年同月に比べ6.8%増加の3万1887台、成約台数は同4.8%の増加で2万5681台、成約率は同1.6ポイント減少の80.5%であった。出品台数は1月より通年12ヶ月連続で前年を超えた。
12月の前月11月との流通台数の比較や、相場である平均単価と、2023年の年間での中古バイクオークションの市場、平均単価などについての本サイトの見解、各オークション会場の平均単価は以下の通りとなる。