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ロイヤルエンフィールド、ネパールで「新工場」稼働

ロイヤルエンフィールド、ネパールで「新工場」稼働

2023.06.30

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ロイヤルエンフィールド、ネパールで「新工場」稼働

ロイヤルエンフィールドは5カ所目の組立工場をネパールで稼働させたと、日本正規輸入総代理店のピーシーアイが発表した。 年間生産能力2万台としており、「CLASSIC 350」「SCRAM 411」の現地組立を開始したとしている。

 

 

ロイヤルエンフィールド社はネパールのカトマンズで、独自の現地組立ユニットとCKD(コンプリート・ノックダウン)組立工場を稼働したという。新たな工場はネパール南東部の都市ビルガンジに位置する。ブラジル、タイ、コロンビア、アルゼンチンに続く世界5番目のCKD組立工場となる。

 

 

ビルガンジCDK組立工場は、100s,000平方フィートの広さを持つ最新鋭の施設で年間2万台の生産能力を持ち、ネパール国内の需要拡大に対応するという。生産モデルは主にCLASSIC 350とSCRAM 411を現地での組立を行う予定。

 

 

工場はTriveniグループと共同で設立し、SAARC地域という南西アジア8か国のインド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンにおけるロイヤルエンフィールドのビジネスを大きく後押しするものとしている。

 

写真はインド本社工場

 

ロイヤルエンフィールドの最高経営責任者のB Govindarajan (B・ゴヴィンダラヤン)CEOは、ロイヤルエンフィールドのグローバル戦略について「ミッドサイズ・モーターサイクル・セグメントを世界的に成長、拡大することが我々の目標です。それに対しここ数年、我々は国際事業で大きな成功を収めてきました。 ロイヤルエンフィールドは現在、英国、韓国、オーストラリア・ニュージーランドなどの市場で、ミッドサイズセグメントのモーターサイクル・ブランドとして上位にランクイン。アジア太平洋地域とラテンアメリカに4つのCKD組立工場を設立し、最近イギリスでは直販戦略を開始。くわえてネパールの新しいCKD組立工場は、成長する大きな可能性を秘めた市場に投資する」などと述べている。

 

 

同社はパンデミック以前のネパールの二輪車市場は、年間170万台近くを販売。今後数年間、市場は10~15%の成長を見込んでいる。

 

 

同社の最高商務責任者のYadvinder Singh Guleria(ヤドヴィンダー・シン・グレリア)CCOは「ネパールの地形は、ロイヤルエンフィールドのモデルラインアップにとって理想的な環境。それを証明するために今後1年間で、販売網を現在の18ヵ所から30都市35ヵ所に拡大し、販売台数の増大を図っていきます」などと成長への確信を述べている。

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